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2012/10/03

床屋の記憶

私は生まれてから12才まで 床屋で散髪をしていた

大阪の下町

近所のおじいさんがひとりで営む本当に小さな床屋さん

予約もなしに行って空いていれば切ってもらう

お客さんがいたら そこでは待たずに一度家に帰って

いい頃合いにまた行ってみる

だって ひとりの散髪に1時間はかかるから・・・

散髪は 日曜の午後の半日がかり

そんな印象だった


としごの妹はいつの頃からか 母が行く美容院に行くようになった

当時流行っていたマッシュルームカットにしたかったからだ

床屋のおじいさんに一度注文してみたけど カットが終わって帰ってきた妹は

いつも通りのおかっぱ頭だった

床屋のおじいさんは 女の子は「おかっぱ」にしかできないのだった

私はずっとずっとおかっぱ頭でよかったので 引っ越すまではこの床屋に通っていた

やわらかい泡をつけて 顔だって剃ってもらえるし

襟足だって剃ってもらえるし 家ではしてもらえないちょっと面白い時間だった

でも おじいさんは一度も笑った事がない 滅多なことで口もきかない

床屋の椅子に座ってると つばを飲み込むのも気を遣うくらい

目の中に切った髪が入って痛くても 最後ブラシで掃ってもらうまでは我慢して

その場の静寂を保っていた小学生時代^^

Tokoya__


そんな昔のことを思い出したのは

昨日 つっちーの散髪について行ったから・・・・

つっちーの散髪は短時間だったけど 待ってる間に懐かしい記憶がよみがえってきた

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コメント

床屋さんの記憶。
私も子ども頃を思い出してしまいました。
家のすぐ前が床屋さんでした。でも、床屋が嫌いで 々  。
首に布を巻いてじっとしている時間が耐えられませんでした。
行っても途中でやめて帰ってきました。
2回か3回に分けていきました。

クラシックないい床屋さんですね。ここなら私も行きたい。

投稿: イッペイ | 2012/10/07 10:30

なんかホンワカする話だね
写真の床屋もかっちょいい
僕は髪というものにまったく無頓着なもんだから
昔から石鹸で洗ってるし床屋も1000円のやつ(笑)
でもまだ全然薄くなる気配がないから
僕のヘアケアは正しいのだよ君ぃ^^

投稿: タシデレ | 2012/10/08 23:45

>イッペイさん
えー 途中でやめて帰ってくるんですか?(^◇^)
でも そんな融通がきく近所の床屋さん いいじゃないですか
長男が3才の時 初めて床屋に連れていきましたが 怖がって泣いて
やはり切りもせず帰りましたが 床屋に「帰ってください」と言われたんですよ
翌日もう一回行って 今度は泣かずに切ってもらいましたが どうも長時間座ってるのは
嫌なようで 以来ずっと今に至るまで私が散髪してやっています
イッペイさんが行っていた床屋さんは もうないのですか?
私の床屋さんも きっともうなくなってるでしょう おばあさんと二人で住んでいたしね
私が住んでた大阪の家も今では別の人が建て替えて住んでいます
幼稚園も取り壊されました
形はなくなっても こうして思い出して 思い出話をする そんな事でよみがえることもあります
そうそう 81になる父が言ってました
父の思い出の場所もとうに無くなっている訳ですが 今では昔の、戦時中の話をする友人が
誰もいなくなったと・・・
今はそういう話がしたいのだけれど 話をする相手がいないと 淋しそうにしていました

投稿: To イッペイさん by奈月 | 2012/10/09 14:05

>タシデレさん
時々思い出すよ
タシデレさんが石けんで洗ってるという話^^
今や体もボディシャンプーの時代で 石鹸で髪を洗うって
どんなスタイルなんだろう?と 想像するのですが
うまく想像できません(^◇^)
ヘアケアが正しいって笑えましたが きっとそうなのだろうね

投稿: Toタシデレさん by奈月 | 2012/10/11 11:51

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