明治村
ゴールデンウィークは 家族で明治村に行った
写真を撮ろうとカメラを持ち出すのは 一体どれくらい振りだろう
いつもは入ってすぐの帝国ホテルの中を撮るのだが
つっちーと訪れる時とは 勝手が違い 家族に合わせて歩いていると
いつもなら撮影ポイントとなって長時間足を止める場所にも 近寄る事さえできなかった
この帝国ホテルは 帰りの1番最後に 立ち寄る事ができた
明治村に着いたのがちょうど昼時だったため 最初に入ったのは 明治の洋食屋「浪漫亭」だ
つっちーといつも食べに行く所
この日は ゴールデンウィークの途中から帰省していたりょうちゃんも一緒だった
浪漫亭を出てからも いつもとは違う道で進んでいた
同じ道をたどる必要はないけど 私が指し示す建物は ことごとくスルーされた
祭壇の近くまで行って かなり時間をかけて撮る 聖ザビエル天主堂も
入ってすぐ踵を返すように 家族は外へ出て行った
あまり興味はないようだった
じゃあ どこでゆっくり見て回れたのか・・・・
どこもゆっくり見れていない
ゆうちゃんには 面白い場所ではないのだから仕方ない
歩いたり 階段を上ったりしていれば楽しいので それはそれで良しとしよう
ここ 絶対に霊がいると思うんだよね
と言って連れて行ったのは 名古屋衛戍病院
レントゲンの機械がいっぱい置かれている
説明がないとなんだかわからないような細部を撮っている事が 私には楽しい
が こういうものを撮っていると 必ずみんなにおいてきぼりを食ってしまう
だけど いつもと違う道を歩いて いつもは入らない建物に入ったことで
これまでずっと行きたいと思っていた 「第四高等学校物理科学教室」 をようやく発見した
つっちーと いつも前を通っている建物だった だけど何故かスルーしていた
もうずいぶん昔 カメラ友のGIさんと初めて会った時 この明治村に招待したのだが
その時に一緒に入った場所で ある写真がいつも私の記憶に残っていた
同じ場所をもう1度撮りたいと ずっと思っていて この度それが叶った
理科室の ただの水道である
これをGIさんが貸してくれた24mmくらいの単焦点レンズで撮って
普段35mm単焦点ばかりを使っている私は 思っているのと微妙に違う写真になってしまうことに
胸がざわざわしてしまったのだった
こういうのが好きだ
こまかい部品
三重県庁の広い一室で 沢山の時計の展示がされていた
振り子時計とか アナログの時計
これを撮っていたら やっぱり 家族とはぐれていた
三重県庁は かなり部屋数の多い大きな建物なのだ
電話で連絡を撮って合流した
そろそろ帰る時間
ゆうちゃんには 吾輩は猫である の夏目漱石の家を見せてあげたかったが
帰り路とは方向が逆だったので 断念して 出口に向かう
それでも かなり遠回りをして向かっているようだった
ゆうちゃんに 分かれ道で道を選ばせると そっちなのかー・・・と思う方の道を選ぶ事は多々ある
しかしそのお陰で 明治村の外れの方に位置する品川燈台に行きついたのだ
つっちーとの思い出の燈台である
今度行く時は つっちーと撮影に徹して回りたい と思った
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